子育てテクニック

“ママが笑えば子どもも笑う”は本当?脳科学から見たママの笑顔の力 〜子どもの脳と心を育てる「ママの表情」の不思議なチカラ〜

MAYUMI
MAYUMI
こんにちは、アメリカの大学で幼児教育を専攻したのに、イライラ育児をして自分の育児方法を大改革したMAYUMIです。

んなことを感じたこと
ありませんか?

「イライラしてると
 子どもまでグズグズになる」


「ママが笑っていると、
 子どもも穏やかになる気がする」

実はこれ、気のせいではありません。


子どもはママの表情や
声のトーンに

強く影響を受けるように
脳ができている
のです。

この記事では、
脳科学と心理学の視点から

「なぜママの笑顔が
子どもにとって
そんなに大事なのか?」

を解説しながら、


育児がしんどいときでも

“無理なく笑顔に近づける”工夫

を紹介していきます。

子どもの脳は「ママの顔」で発達していく

赤ちゃんの脳は、
生まれてすぐに
「顔」を識別する機能があり、


特に“ママの表情”
を観察することで

社会性や感情の土台を
築いていきます。

2歳半くらいになると、
子どもはさらに発達し、

「ママの気持ちを感じ取る」

力が育ちます。


これは“ミラーニューロン”

という脳の仕組みによるもので、

相手の表情や声のトーンを
無意識にマネする神経回路

の働きによるものです。

つまり、
ママが怒っていると子どもも緊張し、


ママが笑っていると
子どもも安心するように
できているのです。

私が産後鬱状態だった時は、
笑顔を作ることさえ難しかったので、

同じように難しいと感じることも
あるかもしれません。

しかし、
改心してからは笑顔を練習して、
たくさんの良い効果を
感じることができたので、

あなたにも、
笑顔の良さを感じて欲しいと
思っています。

ママの笑顔がもたらす、3つのポジティブ効果

① 子どもの“安心スイッチ”をONにする

ママの笑顔を見ると、
子どもの脳では

オキシトシン(愛情ホルモン)

が分泌され、


「安心していい」

「この場所は安全だ」

と感じるようになります。

オキシトシンが多く出ている状態の子どもは、

  • 集中力が高まりやすい

  • 落ち着いて話を聞ける

  • 共感力が育ちやすい

といった研究報告もあります。

② 言うことを聞きやすくなる

「ダメでしょ!」と怒るより、

「こうしてくれると嬉しいな」と

笑顔で伝えた方が、
子どもは受け入れやすくなる

のは感覚としても分かるはず。

実際に、
ポジティブな表情
・声のトーンでの指示は、


子どもにとって“脅威”ではなく
“導き”として受け取られ、

素直に行動しやすくなることが
分かっています。

③ ママ自身のストレスホルモンが減る

驚くことに、

“笑顔を作る”だけでも、

ママ自身の脳では

ストレスホルモン(コルチゾール)
の分泌が減ると言われています。

つまり、作り笑いでもOK。


表情を柔らかくするだけで、
脳は「安心していい」と
錯覚してくれる
んです。

「笑えないとき」に試してほしい3つの工夫

「そんなこと言っても、
 笑える余裕なんてない」


…本当にその通り。

子育ては体力も気力も削られます。

でも、
100点の笑顔じゃなくてもいい。


“笑顔に近づけるヒント”を、

1つでも持っておくと、
少しずつ変わっていきます。

工夫①:「口角だけ」上げてみる

いきなり心から笑えなくても、

口角を2ミリ上げるだけ

でも脳に「笑ってる」と伝わります。


これは

「フェイシャル・フィードバック効果」

と呼ばれ、


表情が感情に影響する
という心理現象です。

朝のバタバタでも、

「口角だけ上げる」

を1秒やってみてください。


それだけで、
イライラのピークを少しだけ
やり過ごせるかもしれません。

工夫②:子どもの「おもしろポイント」を探してメモ

子どもって、
ときどき信じられないほど
面白いことを言ったり、
やったりしますよね。

  • 「パジャマで登園しようとした」

  • 「おにぎりの具に
    文句言いながら全部食べた」

  • 「自分で転んで怒ってる」

その瞬間はイラッとしても、
後から振り返るとちょっと笑える。

だからこそ、

“笑えた出来事”を

スマホのメモに1日1個、
残しておくのがおすすめ。


「今日も怒ってばかりだったな…」

と落ち込んだ夜に見返すと、
自然と肩の力が抜けて、

「明日も、まぁやってみるか」

と思えます。

工夫③:味方の言葉をストックしておく

誰かに、

「がんばってるよね」

「わかる、私も同じだった」

と言われるだけで、
心がふっと軽くなった経験は
ありませんか?

そんな言葉を、
自分の中に“応援メッセージ”
としてストックしておくのも大切です。

例えば…

  • 「怒ってしまうのは、
    それだけ子どもを思ってるから」

  • 「100%笑えなくても、
    1%でも笑ったら十分」

  • 「ママが機嫌よく過ごすことは、
    子どもの未来への最高の投資」

そんな言葉を手帳に書いたり、
スマホの待受にしたり。


自分に優しくしてあげられるだけで、
表情も自然とやわらぎます。

■ おわりに:ママの笑顔は、子どもの心の“安全基地”になる

「ママが笑えば子どもも笑う」は、
ただの育児フレーズではありません。


脳と心の発達に深く関わる

“科学的に意味のある関係”

なのです。

でも、

「いつも笑っていなきゃ」

とプレッシャーを
感じる必要はありません。


大事なのは、

“笑顔でいられる時間を
ほんの少しでも増やす”こと。

その一歩が、
あなたとお子さんの毎日を、
少しずつ変えていきます。

今日、
あなたが「ふふっ」と笑えた瞬間が、
きっと子どもの心に
深く届いています。

小さいお子さんの子育ては、
休まる時がほとんどないのが
事実です。

そんな時に、
自分を追い詰めず、
笑顔で過ごせるママに

一緒になっていきましょう!

最後まで読んでいただき
ありがとうございました。

(❁ᴗ͈ˬᴗ͈)ペコリ。:.゚ஐ⋆*

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