小さな子どもを育てていて、
最近こんなことを感じていませんか?
「怒りたくないのに、つい怒ってしまう」
「子どもが言うことを聞いてくれない」
「しつけって、どうすればいいの?」
イヤイヤ期は、
しつけの迷子になるママが
とても多い時期です。
私もまさにその一人でした。
ネットや育児本を読んでも、
「怒らない育児」
「自己肯定感」
「共感」
と正しいことがたくさん書いてあるけど、
じゃあ、
実際にどう変えたらいいのかが
分からない…。
この記事では、
そんな悩みを抱えるママに向けて、
アメリカ式×日本式の子育ての
“いいとこどり”をしながら、
すぐにできる3つのしつけアクション
をお伝えします。
目次
しつけがうまくいかないのは、「やり方」ではなく「順番」の問題
「ダメって言ってるのに、
何度もやる」
「ちゃんと説明してるのに、
理解してくれない」
…実はこれ、
“子どもの行動”が問題ではなく、
大人側が「伝える順番」を
間違えていることが多いんです。
特に日本では、
「ダメ!」「やめなさい!」という
禁止ワードから入る伝え方が多く、
子どもは指示の内容より
「ママが怒っている」という
空気に反応してしまいます。
一方、
アメリカ式のしつけでは、
「ルールを明確に伝える
→選ばせる→共感する」など、
“行動の理解”を促すプロセスが
重視されています。
この違いをうまく取り入れながら、
「しつけを“叱ること”ではなく、
“伝え直すこと”」
と捉えると、
毎日の関わりが
グッとラクになります。
実は、
私もよくやってししまっていた
叱り方で、
「ダメって言ってるでしょ!」といって
叱ってしまうことがありました。
しかし、
今では子供に伝える方法が分かり、
ダメでしょ言うこともなくなりました。
ここからは、
やり方をもう少し詳しく説明します。
今日からできる!ママが変われる“3つのアクション”
アクション①:「ダメ!」をやめて、「○○しようね」に変える
やってほしくない行動を見たとき、
私たちはつい
「ダメ!」
「それ違う!」
「やめてって言ってるでしょ!」
と止めがちです。
でもこの時期の子どもは、
「○○はダメ」ではなく、
「じゃあ、どうすればいいのか?」
が分からないんです。
🔸 例)おもちゃを投げる
→ 「投げないで!」ではなく…
👉 「おもちゃは優しく遊ぼうね」
👉 「投げるならボールにしようか」
伝えるときは、
「やってほしい行動」を
“短い言葉”で具体的に。
この小さな言い換えだけで、
子どもは混乱せず、
指示が通りやすくなります。
私も最初は
うまく言えない時もありましたが、
何度も繰り返すうちに
息子が自分で
「やさしくするんだよね」と
言うようになったんです。
アクション②:“怒る前に1アクション”を挟む
しつけで一番つらいのは、
「また怒ってしまった」
という自己嫌悪…。
でも、
感情をぶつける前に
ワンクッション入れるだけで、
その後の対応が変わります!
🔸 具体的なやり方:
-
一呼吸、深呼吸をする
-
子どもから物理的に30秒だけ離れる
-
小さな声で「困ったなぁ〜」とつぶやく
(声を荒げず“気持ち”を伝える)
これらは
“感情を挟まずに関わるスキル”として、
アメリカの育児プログラム
(ポジティブ・ディシプリンなど)
でも取り入れられています。
私の場合、
「怒鳴る前に声を出さずに5秒指を握る」
と決めたら、
無駄にエスカレートせずに
済むようになりました。
アクション③:“行動の理由”を一緒に言葉にする
子どもがルールを守らないとき、
「なんでそんなことするの?」
と聞きたくなりますよね。
でも、
2〜3歳は自分の気持ちを
言葉にする力が未発達。
代わりに、ママが
「きっとこういう気持ちかな?」と
“代弁”してあげることが大切です。
🔸 例:お風呂を拒否して暴れる場合
👉 「遊ぶのまだ楽しかったんだよね」
👉 「やりたくないって言いたかったんだね」
この“代弁”は、
日本の「気持ちに寄り添う文化」と、
アメリカの
「感情表現の練習を大切にする教育」の
中間のような役割を果たします。
これを繰り返すことで、
子どもは
「気持ちは言葉にしていいんだ」
という安心感を持ち、
しつけが「叱られる恐怖」ではなく
「分かってもらえる安心」
に変わっていきます。
しつけは「親子でつくるルール」だと考えてみる
しつけを
“上から教えるもの”
と考えると、
ママにもプレッシャーがかかります。
でも、
“親子で一緒に育てていく習慣”
と捉えると、
気持ちがふっとラクになります。
たとえば、
-
朝の支度は「できた順にシールを貼る」
ゲームにする -
ごはん中のマナーは「お手本動画」を
一緒に見てマネしてみる -
約束を1つだけ、
壁に絵と一緒に貼っておく
など、
“しつけ=教える”から、
“しつけ=楽しく習慣にする”
へと変えていけると、
ママも子どもも笑顔が増えます。
おわりに:しつけがうまくいかないのは、あなたが悪いからじゃない
「怒らないで伝えたい」
「でも、
どうすればいいのか分からない」
そんな思いを抱えるママは、
ちゃんと“子どもを思っている”
からこそ悩むんです。
しつけに完璧な正解はありません。
でも、
「ちょっと言い方を変える」だけで、
親子関係はぐっとラクに変わります。
今日から、
あなたが少しだけ
ラクになるアクションを、
ぜひ1つ取り入れてみてください。
最後まで読んでいただき
ありがとうございました。
(❁ᴗ͈ˬᴗ͈)ペコリ。:.゚ஐ⋆*